前回、私の愛車遍歴についてお話しさせてもらいました。
そして第2弾、タイトルにもある「ジムニーJB23ランドベンチャー・10型」
この車に到達したところから、今回は始まります。
なぜこの車を選んだのか、
いい所、不満なところも合わせて、自分の思いを再度確認しながら
書いていこうと思います。
ジムニーを思い出す
前のジムニー（JA11)を手放してから、正直ジムニーについて
考えることは無くなっていました。
そこには現在の愛車であるJB23に対するネガティブな感情が
あったのです。
今では愛してやまないJB23のデザイン、これが当時はどうしても
好きになれなかったんです・・・。
「これがジムニー？」
これがJB23を見た時の率直な感想。
JA11
写真を見てもらうと分かるように、
JA11はカクカクしたデザイン。
対してJB23は全く異なった丸みを帯びだデザイン。
JB23
この丸さがですね、当時自分にとってはどうしても受け入れられなかったんです。
「こんなのはジムニーじゃねぇ！」って思ってました。
なぜならジムニーは、ジープ（Jeep）型のミニという意味を込め、
「Jeep」と「Mini」「Tiny」をかけあわせ命名されたものであり、
自分の中でカクカクしたデザインはマストだったんです。
なので前回の買い替えの時にもジムニーが選択肢に上がらなかったのです。
そこに飛び込んできたフルモデルチェンジの情報が！
この情報とともに再び私の頭にジムニーが住みついたのでした。
新型（JB64)いいっ！
ちょうど車を増やす話が出る少し前だったでしょうか、
新型ジムニーの発表の噂が本格的になり、デザインのリークも
よく見かけるようになりました。
「おお！昔の形っぽい！何これ、すげーいいじゃん！！」
胸が高鳴りました。
欲しい！に至るには時間はかかりませんでした。
出会いは突然
新型いいなー、欲しいなーなんて日々思ってる中で、
その出会いは訪れました。
それはコンビニの駐車場、何気なくつっ立っていると
1台の車が入ってきました。
それが現在の愛車となる車、JB23ジムニーでした。
それは私の現在乗っている特別仕様車の
ランドベンチャーで、通常仕様とは少しデザインが違うものでした。
それが目に入った瞬間、自分の中の何かが変わりました。
なんかイイんですよ、あの今まで違うって思っていたデザインが！
フロントグリルがメッキ仕様でなんともボリューミーで
軽で小さいくせに何ともマッシブで男心をくすぐられました。
丸みのあるデザインがジムニーらしさからかけ離れていて、
なんか男っぽくないなんて思っていたのが一変。
「これってかなりかっこいいんじゃ？」と思うようになっていきました。
新型か旧型か？
その日から頭の中でこの2択が始まりました。
新型は、パッと見ただけでカッコいいってのはわかりやすいんですよ。
これは今でも続く新型JB64の世界的な人気を見ていれば明確なんです。
そもそもジムニーってちょっとマニアックな車だったりするじゃないですか。
軽だけどガチの4駆で、その悪路走破性の高さが評価されていて、
山間部の雪深い地域の方や、仕事上普通の車では入れないような所へ
入り込んでいく必要がある職種の方の強い味方なんです。
そんなジムニーのプロツールとしての側面だけじゃなく、
デザインの良さも多くの人々に受け入れられているってことですよね。
一方旧型のJB23について、ぱっと見の偏見から解放された今、
再度この車について考えてみることにしました。
ここにきて色々と調べてみると、なんとこの車、
20年もの間、フルモデルチェンジせずに販売され続けていたんです。
20年ですよ20年！赤ちゃんが成人してますよ！
そんな車なくないですか？
こんな長い期間販売され続けるなんてすごいことですよね。
最近よくある生産中止からの復活、みたいな話じゃなく、
ず〜っと販売され続けてきたんです。
そしてそれは買い続けた、この車を必要とした人々がいるってこと。
そんなことを知った上で見るこのJB23のデザイン、
だんだんだんだんすごくよく見えてくるんです。
20年の歴史を背負ったこのデザインが。
そしてこの2択は混迷の様相を呈していくことになります・・・。
第3弾に続く！
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