こんにちは、片づけコンサルタントをしている「そらとぶ」です。
この記事では、私の片づけストーリー「10年悩んでいた仕事と家事の両立問題が “片づけ” で解決した話」について書いています。
片づけをする前は、仕事と家事の両立ができず、どうしたら両立できるんだろうと、毎日悩んでいました。(私にとっては、10歳の頃から、永遠のテーマでした!仕事と家事・・・なぜ、女性だけ・・)
- 結婚してからの働き方はどうしよう
- 仕事と家事の両立がうまくできない
- イライラする時間が増えてきた
以下は、片づけをした後の変化です。
- 自分の好きで大切なことがわかった
- ストレスなく働けるようになった
- 家族との時間を増やすことができた
部屋はきれいに片づき、さらに、ココロやキモチの整理もできました。これからやりたいことが明確になっていき、気がついたら、仕事と家事の両立問題も解決していったんです。
片づけは「こんまりメソッド」を使って、家を片づけました。
人生が「ときめく」片づけの魔法(こんまりメソッド)?!そんなことってある?!部屋を片づけたら、ほんとに人生ときめくの?!
最初は、半信半疑でした。
だけど、そうはいってられない状況になり、じゃぁ、やってみるか!ときめいちゃうぜ!と、片づけすることを決意したところから、人生の流れが変わり始めていきます。
この記事を読んでいるあなたも、私と同じように、仕事と家事との両立に悩んでいたりしますか?
この記事で伝えたいことは「あなたにとってベストな仕事と家事を両立する方法は、ある!」ということです。よかったら、最後まで読んでみてくださいね。
32歳で結婚(片づけたい・・)
18歳、ひとり暮らしをしたときは、片づけ方も、ゴミの捨て方もわからず、めんどくさがりの性格もあり、玄関には45リットルのゴミ袋がいくつもたまり、ものが多く、散らかった部屋に住んでいました(宮崎市神宮:8畳1K)。カラダにカビが生え高熱がでたこともあります。
23歳、社会人になり、小さな部屋に引っ越しました(東京大田区大森:5畳1K)。引っ越しした時に運んだ荷物は、段ボール5つ。ものを減らせばすっきりすることに気づき、社会人になってからは、片づいた部屋に住んでいました。
片づけが好きというよりは、片づいた部屋が好きで、綺麗なホテルや旅館に泊まるために、国内外問わず旅行をすることが、好きでした。独身時代は、きれいで住みやすい部屋を見つけては、2年に1度ペースでお引越しをしていました。
32歳で結婚してからは、今までとは違う生活スタイルへ!
楽しい日もあるけど、仕事と家事の両立に悩む日々が多くなり、旅行をする回数も減り、ものは増え、部屋は荒れていき、相手のものや共有物、どうやって片づけたらいいかわからない日々でした。
36歳で出産(子育てとストレス)
36歳で、かわいい女の子を出産しました🌷✨
子育ては、わからないことばかり、不安でいっぱいで、出産後に病院から家に帰ったら、急に蕁麻疹がでるほど、何かよくわからないストレスを感じていました。
自分で自分にプレッシャーをかけたり、こうしたほうがいいはずという情報に踊らされていたように思います。
家事と子育ての両立に悩みながらも、できる限りのことをやって、何とか子育てをやっていました。育児書を読んだり、Twitterで情報を仕入れたり。
ふと部屋を見渡すと、
- 部屋が荒れている・・・
- きれいで片づいた部屋に住みたい・・・
そう思うようになっていました。
だけど、片づける時間などはなく、家族が増えたら「もの」が増えるのはしょうがないよという言葉に、そうか、、でも、、と、もんもんと悩む日々、、
「片づかない・・」
夫婦関係も悪化していきました。
37歳で休職(限界:片づけを開始)
37歳で、育休が終わり、元の職場に復帰しました。
子育てしながら、仕事と家事の両立の悩みが解決できるはずもなく、部屋の片づけができる時間もなく、悩んだままの私は、ついに悲鳴を上げました。
「もう、無理・・・だ」
適応障害と抑うつ症状という診断をいただき、仕事を休職することにしました。
仕事を休職したとき、仕事で仲良くなったお友達家族のお家に遊びに行ったら、家にものがなかったんです!正しくは、使うものが、すべて棚の中にしまってあって、床やテーブルにはものがない状態だったんです。
「片づけたい・・・」
子どもができたら、ものが増えるのは、思い込みにすぎない、きっと片づけられるはず!そう思ったんです。
片づけかた教えてください!
ついに重い腰が上がる日がきました。
「片づけよう・・・」
片づけといえば、「断捨離」か「こんまり」
やると決めたら、本気でやりたくなる真面目な性格なので、その道のプロの通りにやろう!と決意しました。10年前くらいに、近藤麻理恵(こんまり)さんの存在は知っていました。
今は3人のお子さんを育てるママさん。歳も近いし、なんとなくピンときて、片づけかた教えてください!と、メルカリで、「人生がときめく片づけの魔法」(著:近藤麻理恵(こんまり)さん)をポチりました。
仕事を休んでいて時間があったこともあり、本を読みながら、片づけを進めました。
片づけの手順通りに実践してみた
「人生がときめく片づけの魔法」には、理想の暮らしを想像する、正しい順番で片づけをする、「ときめく」ものを選ぶ、「片づけは自分と向き合う行為」と書いてありました。
理想の暮らしは?
- すぐ片づく部屋
- ホテルのような部屋
- 自分だけのスペースがある
- 1人時間がほしい
本に書いてある通りの順番で、1つ1つを手にとり、自分と向き合いました。
- ときめきますか?
- ときめきたいですか?
- 理想の暮らしを叶えてくれますか?
- しあわせな気分になりますか?
片づけも、自分がときめくペースで、進めていきました。
片づけをすると悩みがクリアに!
片づけの中で、「ときめかない」けど「手放せない」服がありました。それは、独身時代に、オーダーメイドで買った、当時お気に入りだった、紺のストライプのパンツスーツでした。
もう、仕事はしないからと、仕事に着て行っていた服はほとんど手放していましたが、なぜか手放せなかったんです。
「なぜ、手放せないんだろう・・・」
私は、「ときめく」ものを残す片づけを通して、仕事をするのが好きだったこと、新しいことを学べる場所や、自分の好奇心欲を満たせることがしたいんだ、という気持ちに気づくことができました。
「ときめかない」けど「手放せない」パンツスーツ、着ることはないけど、着ていた頃の思いを、手放せなかったんだと思います。
片づけを進めていくと、悩みがクリアになっていくのを実感していくようになっていました。
片づけで気づいた悩みが解決しなかった理由
なんとなくなものがなくなり、「ときめく」ものだけが残った場所は、すごくしあわせな気分になりました。
「片づいてきた!」
片づいていく実感もあり、片づけられていることに、自信も持てるようになってきていました。
欲しくて、でも高くて、何度も雑貨屋さんに行って眺めて買った、ピンクのワイングラスを再び手に取ったとき、これで毎日お水が飲みたい!と、買ったときの同じくらいの「ときめき」(しあわせ)を感じました。
この時、私は、嫌なことばかりに目を向けてばかりで、好きなことに目を向けてなかったな、ということに気づきました。
笑顔も減り、ネガティブな感情を増やしていたことに、気づいたんです。
片づけでわかった大切にしたい価値観
「ときめく」ものを選ぶ片づけを進めていくと、自分が大切にしたい、もの、こと、場所などが、しだいにわかるようになってきました。
すると、これって、相手も同じように大切にしたいもの、こと、場所があって、たぶんそれは、私と同じだったり、違うものだったりするのか!ということに気づいたんです。
よかれと思ってやったことでも、相手にとってはそれほど重要ではなかったり、私には「それいる?」ということでも、相手にとっては大事なものだったりするんだなと、思えるようになりました。
その結果、子どもとの接しかた、夫との会話にも変化が出てくるようになってきました。
38歳で復帰(解決:片づけを終了)
「人生がときめく片づけの魔法」に書いてある、こんまりメソッドでは、一生に一度の片づけを「片づけ祭り」と読んでいました。
正しい手順で片づけを最後まで終え、「片づけ祭り」が終わったとき、仕事と家事の両立で悩んでいた私は、仕事と家事の何にときめき、何にときめかないか、わかるようになっていました。
「ときめかないもの」の「ときめく手放しかたがある」ということも、わかるようになっていました。
相手が大事にしたいこと、好きなこと、大切にしたい価値観を考慮して、夫に「私、仕事に復帰したいと思うんだけど、今の仕事(長時間の仕事)を辞めて、家のことをしてみない?」と。提案してみたところ、いいよと返事をいただけました。
(ちょっとこれは大胆な申し出ですが・・あっさりOK)
いつの間にか、自分の考えや思いも、少しずつ相手に言えるようになっていました。
片づけで手放した「こと」
仕事と家事と子育ての中で、2つ手放しました。
- 家のこと(日々の片づけ・掃除・料理)
- 子どものこと(毎日の送迎)
私は、メモをとったことも忘れるくらい、短期的にものを覚えるのが苦手で、買い物や夜ご飯のメニューも直前で変わったりします。車に乗るのも苦手で、子どもの送迎も車でしたいんだけど、できない自分が嫌でした。
(自分が苦手なことも、片づけを通して、理解できるようになっていました)
逆に、夫は、車に乗るのも好きでフットワークが軽く、きちんとメモをとって買い物に行き、レシピ通り料理を作ることが難なくできていました。
私は、好きなこと(ときめくこと)を再確認し、苦手なこと(ときめかないこと)を手放し、再び仕事に復帰しました。家事や子どものお迎え、買物の心配などすることなく、仕事をすることができるようになりました。夫は、仕事をする時間を減らし、家のことをする時間や、子どもと遊ぶ時間を増やしました。
このように、こんまりメソッドで片づけをしたら、家が片づいただけでなく、少しづつ毎日が変わり始めて行ったんです。人生がときめく片づけの魔法(Life Changing Magic ですね!)
40歳で退職(理想の人生とは?)
毎日暮らしていると、何が正解がわからない悩みが、ちょこちょこでてきます。仕事に復帰したものの、家族との時間が減ったことには「ときめき」を感じず、「もやもや」していました。
そのときに助けてくれたのが、「こんまりメソッド」でした。「こんまりメソッド」は、家が片づくだけじゃなくて、ときめく人生を送るためのメソッドだったんです。(本にもそう書いてあったけど、実際に片づけをしてみて、やっと理解できました)
片づけをするときは「理想の暮らし」を最初にイメージします。同じように、毎日の生活の悩みを解決するときも同じように、「理想の暮らし」をイメージするようにしました。
- 家族との時間を増やしたい
片づけをするときは、同じカテゴリーのものを全部出します。(服であれば、全部の服を出して、チェックします)
同じように、時間の使い方を全部出して、何に「ときめき」何に「ときめかない」のか、どうしたら、「ときめかない」ものを、「ときめく」方法で手放すことができるかを考えると、自分が納得できる次の行動ができるようになりました。
39歳、後1年しっかり仕事をこなして、次の準備をしたら、家族との時間を増やすために、会社員として働くことを手放そうと決め、40歳で退職しました。
これからは、自分の時間、家族との時間も大切にできる、働きかたがしたい。仕事と家事の両立に悩んでいる人に、片づけをすると、悩みが解決することを伝えたい、と思ったからです。
仕事と家事の両立問題解決後は?
28歳、最初の結婚をしたときから(←最初の結婚?^^;)、10年間ずっと、仕事と家事の両立はどうやったらできるんだろうと悩んでいました。
38歳、「ときめく」ものを選ぶ「こんまりメソッド」の片づけを終わらすことで、悩み(仕事と家事の両立問題)が解決すること、自分や相手の価値観、家やものを大切にすることの大事さを教わりました。
そして、「こんまりメソッド」は、片づけだけのメソッドではなく「人生の道しるべ」になってくれるメソッドなんだ!ということがわかりました。
これからは、自分自身のこれまでの経験を生かして、仕事や家事の両立の悩みを解決して、自分らしく好きなように暮らす人を増やしていく活動をしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!